台風や豪雨など災害時の太陽光発電設備による感電防止等について

公開日 2018年11月01日

更新日 2018年11月05日

 近年増加する局地的な豪雨や台風による大雨により、太陽光発電設備の浸水・破損などの被害の発生が懸念されています。
 太陽光発電設備は、浸水・破損をした場合であっても光が当たれば発電をすることが可能です。このため、破損箇所等に触れた場合、感電をする恐れがあるとともに、有害物質が流出する恐れもあります。

 

 

町民の皆様へ

 大雨などによって浸水・破損した太陽光発電設備には、むやみに近づかないように注意してください。

 住宅用のパネル等が浸水・破損した場合は、接近又は接触すると感電する恐れがありますので、販売・施工業者に連絡し、適切な処置を依頼してください。

 

※太陽光発電設備とは・・・モジュール(太陽光パネル)、架台・支持物、集電箱、パワーコンディショナー、送電設備(キュービクル等)

 

 

太陽光発電事業者の皆様へ

 台風の強風などで太陽光発電設備が飛散した場合、周囲の住宅等に被害を及ぼすほか、人身事故につながる危険性があります。
 発電事業者の皆様におかれましては、電気事業法などの関係法令を遵守の上、日頃から適切な維持管理及び保守点検を行い、事故の未然防止に努めてください。併せて、太陽光発電設備が破損した場合には、「事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)」(平成29年3月 資源エネルギー庁)や民間団体が作成したガイドライン等を参考に、関係機関への連絡など適切な措置を講じてください。

 

 

≪水没した太陽光発電設備による感電防止について≫

 経済産業省から次のとおり注意点が示されています。

 

1.太陽電池発電設備(モジュール(太陽光パネル)、架台・支持物、集電箱、パワーコンディショナー及び送電設備(キュービクル等))は、浸水している時に接近すると感電するおそれがあるので、近づかないようにしてください。 


2.モジュール(太陽光パネル)は、光があると発電していますので、触ると感電するおそれがあります。漂流しているモジュール(太陽光パネル)や漂着・放置されているモジュール(太陽光パネル)を復旧作業等でやむを得ず取り扱う場合には、素手は避けるようにし、感電対策(ゴム手袋、ゴム長靴の使用等)などによって感電リスクを低減してください。

 

3.感電のおそれがある太陽電池発電設備を見かけましたら、周囲に注意を呼びかけるとともに、ご不明な点等ありましたら、最寄の産業保安監督部または経済産業省までお知らせいただきますようお願いします。

 

4.壊れた太陽電池パネルを処理する際には、ブルーシート等で覆い遮蔽するか、パネル面を地面に向けて、感電防止に努めて下さい。また、廃棄する際は自治体の指示に従って下さい。   

 

5.水が引いた後であっても集電箱内部やパワーコンディショナー内部に水分が残っていることも考えられます。この場合、触ると感電するおそれがありますので、復旧作業に当たっては慎重な作業等を行う等により感電防止に努めてください。

 

6.水が引いた後であっても集電箱内部やパワーコンディショナー内部に残った湿気や汚損により、発火する可能性がありますので、復旧作業に当たっては十分な注意を払い電気火災防止に努めてください。


(参考資料:経済産業省HPより)(図解)太陽電池発電設備による感電の防止浸水している場所の太陽電池発電設備には近づかないでください.pdf(193KB)

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